主任司祭 矢野𠮷久
1961年の夏、私はカトリック教会に招かれました。小学校6年生の時です。キリスト教とは全く無縁なところで育った私は、そこでの見るもの聞くものすべてが新鮮でした。何よりも、そこで語られるキリストの生き方への提案は私にとってとても嬉しいものでした。愛すること、ゆるすこと、分かち合うことなど・・・・。そんなキリストの提案を生きることができたらどんなにいいかと思って洗礼を受けました。
今、キリストの提案をどれ程生きているかと問われると「未だ発展途上」としか言えなくお恥ずかしい限りですが、私の人生の歩みの軸としてキリストは何にも代えがたいものです。