沿革



  カトリック箕面教会は、箕面で教育活動を始めようとしていた聖母被昇天会がチャップレンを求めたことに端を発します。1953年にフランシスコ会のベルトラム・ルカ司祭が派遣されることになりました。ルカ司祭はチャップレンの仕事をつとめながら、小教区創立のために意欲的に活動を始めました。翌年、教会を桜ケ丘に移転して以来、フランシスコ会の司祭たちによって箕面教会は形成され発展していきました。

  しかし、司祭・修道者の高齢化や召命減少など社会の変化に伴い、教会も組織として変革を余儀なくされ、箕面教会も2000年にはフランシスコ会から大阪大司教区に移管され、また北摂地区西ブロックの1教会として位置づけられることとなりました。21世紀の教会として使命を果たすために「交わり証しする教会」の実現を目ざして聖霊の息吹が与えられるよう祈りながら信仰の歩みを進めています。

年表

1953年  5月 聖母被昇天修道院内に箕面教会を設立

1954年  5月 箕面市桜ヶ丘に教会を移転

1955年  9月 新聖堂献堂式

1956年  4月 聖マリア幼稚園を併設「お告げのフランシスコ姉妹会」が招聘され運営にあたる 

1958年 4月 聖マリア幼稚園は新稲に移転し天使幼稚園と改名する

1965年12月 大阪府箕面市坊島にフランシスコ会修道院献堂式

1978年   5月 教会創立25周年ミサ(安田久雄大司教) 「七つの悲しみの聖母 箕面カトリック教会25周年記年誌」発行 

1988年   3月 箕面市坊島に新聖堂完成献堂式 桜ヶ丘の土地・建物は{マリア園」として2005年3月まで存続 

1998年10月 北摂地区西ブロックの一教会として日生中央、池田、豊中と協力関係にある

2000年   4月 フランシスコ会から大阪大司教区に移管

2003年   5月 教会創立50周年ミサ、創立50周年記年誌「たびだち」発行、

出発「たびだちの祈り」-箕面教会創立50周年を迎えて- 

2005年   3月 マリア園 閉園

2010年   3月 天使幼稚園閉園

フランシスコ会司祭、修道者
カトリック箕面教会正門